避妊は相手任せじゃなく女性自ら出来るのが低用量ピル

ピルを使ってるのは何か特別なような事のようでしたが、現在では思った以上に使っている人も多いようです。しかし…それでも海外に比べたらまだまだ少ないでしょう。それはなぜでしょうか?きっとピルがどんな物なのか?避妊以外の効果についても知らない事が多いのでしょう。女性はしっかりと認識しておくべき医薬品です。

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低用量ピル「トリキュラー」の気になる副作用とは

      2016/12/03

低用量ピルの1つであるトリキュラーは、比較的副作用が少ないこともあり人気がありますが、初めて使用する場合は吐き気や頭痛、乳房のハリなど妊娠初期に似た症状を副作用として感じる場合があります。

これらの症状は使い続けていくうちに気にならなくなることが分かっていますが、症状が辛かったり生活に支障を与えるようでしたら、他の低用量ピルに変更したり症状を緩和するような薬を処方してもらうことで対処することが出来ます。

しかし中には他の低用量ピルに変更すれば問題が解決する様な副作用ばかりではなく、気を付けなければならない危険ものもあります。

ピルで注意するのは血管系

その1つに血栓症があります。

血栓症は血管内に血の塊を作ることで血管に栓が出来てしまう症状です。これを放置しておくと脳梗塞や心筋梗塞の様な血管の病気を引き起こす可能性があるため非常に危険な症状です。そのため病院で定期的な血液検査が必要ですし、日常生活の中で手足の様な体の末端のしびれやろれつが回らない等の症状が出た場合は、すぐに医療機関で受診する必要があります。

特に血栓症の症状を引き起こすケースとして喫煙が挙げられ、中でも35歳以上で1日に15本以上の喫煙をする人はトリキュラーを処方することが出来ません。喫煙者であれば、まずは禁煙することから始めることが重要なポイントになります。

稀だが肝機能障害も注意

トリキュラーの他の危険な副作用に肝機能障害等がありますが、この様な症状が出ることは稀ではあります。

肝機能障害の初期症状は自覚しにくく、疲労感が取れず倦怠感ばかりを感じたりする場合は処方してもらった病院で相談してみると良いでしょう。近年ではインターネットを利用することで多くの薬やトリキュラー、他の低用量ピルも通信販売で処方箋なしでも簡単に購入することも出来るようになりました。そのため副作用に関して正しく理解しないで気軽に使用する人が中にはいることも事実です。

しかし薬で対応が出来る程度の症状であればまだ良いですが、血栓症や肝機能障害の様な重大な症状は自宅で簡単に治療することが出来ず、病院での治療が必要になります。服用したことで何らかの異常を感じた場合は服用を中止し、すぐに医療機関で受診しましょう。

通信販売を利用したから病院は受診が出来ない、ではなく自分の体を守るためにも診察と治療は早い方が良いのですが、これは病院でトリキュラーを処方した場合でも同じことが言えます。まずは安全に使用が出来るかどうかが重要なので、異常を感じたら診察、ということを忘れないようにしましょう。